「氷海先生ー。小規模企業共済って節税になるって聞いたんですが本当ですかー?」←税金には疎い事務のマキ
氷海(税理士)「小規模企業共済ってなにか知ってる?」
マキ「わかりません。。」
氷海「小規模企業共済は個人事業をやめたときなどに生活資金をあらかじめ積み立てておくための共済制度で、小規模企業共済法という法律に基づいて独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営をしてるんだ。」
マキ「なるほどー、自分がもらう退職金を自分で積み立てているみたいなものですかね」
氷海「そうだね、掛金も月1000円から70,000円までの範囲で自由に選べるんだよ。」
マキ「金額を自由に選べれば自分のペースで積み立てられていいですね。でも、その積立と節税って関係あるんですか?」
氷海「じつはこの掛金は税法上、全額が『小規模企業共済等掛金控除』といって課税対象となる所得から控除することができるんだ。」
マキ「えっ、それってすごいお得じゃないですか。積み立てるだけで、最高84万円(7万円×12か月)の所得控除を受けることができるなんて!」
氷海「そうなんだ。たとえば課税所得が600万円の個人事業主が毎月7万円を積み立てたら年間で約25万円の節税ができるんだ。だから個人事業主にとってはかなりお得な制度なんだ」
マキ「そうですよね、じゃあ氷海先生も加入しているんですよね?」
氷海「もちろん。共済金の受け取り方もいろいろあるけどそこらへんの話はまた今度。」
マキ「はい、ありがとうございましたー」